ヨーグルトを食べると心血管疾患のリスクが低下するかもしれない|【OMM特集】大塚和成(おおつか かずまさ)の気になるヘルスケアの話

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大塚和成です。本日紹介する気になるヘルスケアの話は『ヨーグルトを食べると心血管疾患のリスクが低下するかもしれない』です。

ヨーグルトを食べると心血管疾患のリスクが低下するかもしれない|【OMM特集】大塚和成(おおつか かずまさ)の気になるヘルスケアの話


ヨーグルトの定期的な摂取は、高血圧の男性と女性の心血管疾患リスクの低下と関連していることが示唆された、という米国ボストン大学からの研究報告。

高血圧は、心血管疾患の主要なリスク因子である。以前の臨床試験では、乳製品の消費が心血管の健康に有益な効果を示すことが確認されており、ヨーグルトは、心血管疾患リスクに対し、独立した関連を持つ可能性がある。

世界では約10億人の人々が高血圧であるが、高血圧は心血管疾患の主要な原因でもある。乳製品の消費がより多いことは、高血圧、2型糖尿病、インスリン抵抗性などの心血管疾患に関連する併存疾患に対する有益な効果と関連していることが知られている。

研究チームは、看護師健康調査に参加した高血圧の女性55,000人以上(30-55歳)と、医療従事者の追跡調査に参加した男性18,000人(40-75歳)を対象として分析した。心血管疾患の症例(心筋梗塞、脳卒中、血行再建術)は、看護師健康調査では3,300人、医療従事者の追跡調査では2,148人であった。

データ解析の結果、週2サービング以上ヨーグルトを摂取する女性は17%、男性は21%、各々月1サービング以下の者に比べて、心血管疾患のリスクが低かった。DASHスコアが高く定期的にヨーグルトを摂取する女性は16%、男性は30%、心血管疾患のリスクが低かった。

週2サービング以上のヨーグルトを摂取する高血圧の男女は、特に健康的な食事(DASH食)とともにそれをする場合、心血管疾患の低下したリスクに関係するようだ、と研究チームは結論づけた。

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