腸内細菌と肥満をつなぐ新たな根拠|【OMM特集】大塚和成(おおつか かずまさ)の気になるヘルスケアの話
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大塚和成です。本日紹介する気になるヘルスケアの話は『腸内細菌と肥満をつなぐ新たな根拠』です。
腸内細菌と肥満をつなぐ新たな根拠|【OMM特集】大塚和成(おおつか かずまさ)の気になるヘルスケアの話
腸内細菌は、ヒトを含めた哺乳類の肥満とインスリン抵抗性の発現に実質的な関与があるようだ、という米国ジョンズホプキンズ大学からの研究報告。
研究チームは、マウスの腸内細菌の量と割合を操作することで、肥満と糖尿病の発症を予防できる可能性があることを発見したという。
腸上皮細胞にあるTLR4(トール様受容体4)は化学信号によって炎症を活性化する際の受容体となることが示唆されていることから、研究チームは、腸TLR4欠損マウスを遺伝的に作成した。
腸TLR4欠損マウスは、正常マウスに比べてよりメタボリック症候群を発症し易かった。抗生物質の投与によって、この腸TLR4欠損マウスのメタボ増加が抑えられたことから、ここには腸内細菌の関与があることが示唆された。
研究チームは、腸上皮のTLR4は、宿主細菌信号経路を変化させることによってメタボリック症候群を調節しているようだと結論付けた。
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