「デジタルヘルスの質を追求」、世界9社が最終ピッチ|【OMM特集】大塚和成(おおつか かずまさ)の気になるヘルスケアの話

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大塚和成です。本日紹介する気になるヘルスケアの話は『「デジタルヘルスの質を追求」、世界9社が最終ピッチ』です。

「デジタルヘルスの質を追求」、世界9社が最終ピッチ|【OMM特集】大塚和成(おおつか かずまさ)の気になるヘルスケアの話

 経済産業省が2018年10月9日に開催した国際会議「1st Well Aging Society Summit Asia-Japan」では、「Quality Digital Health」をテーマにしたピッチコンテストが実施された。世界9社のベンチャー企業が最終プレゼンを披露し、各社の事業を説明した。

 登壇した9社(登壇順)は、シンガポールTricog Health社、エルピクセル、米LifeSite社、インドTabyy mHealth社、米Enlitic社、エクサウィザーズ、中国Shenzhen A+ Accessibility Ecological Industry Development社、フィンランドBC Platforms社、米Vsee社である。果たして、グランプリに輝いたのは…。

どこにいても6分以内に心臓診断

 トップバッターは、シンガポールの企業であるTricog Health社 Founder CEOのCharit Bhograj氏。AIを活用した遠隔心臓診断技術について発表した。同社は、世界のどこにいても ECG(心電図)のデータを使って6分以内に正確な心臓疾患の診断ができるサービスを提供している。

 Bhograj氏は、15年間心臓専門医として臨床現場に立っていた経歴を持つ。年間800万人の人が循環器系の疾患で命を落とすという現実に直面したが、「このうちの半数は、きちんとした治療を受ければ命を取り留めたのではないか」と考え、起業に至った。

 着目したのは、心臓の拍動が不規則になる心房細動である。脳卒中を引き起こす可能性がある症状だ。心房細動は24時間心電図を測定することで発見することができるが、その膨大なデータを人が分析することは難しい。

 そこで同社では、AIを使って心電計などのデバイスで取得したデータを分析し、診断を補助するサービスを提供している。危機的な所見が見つかれば、医療従事者に情報を共有する仕組みだ。既に現在、12カ国の120万人に同サービスを提供している。

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